また、そのようなタイミングがやってきたかも。
今は、小さな会社に所属しつつ、大手の会社に出向という扱いで大手の開発業務に従事している。
大手の開発は初めてだったけど、人材の確保と工数の見積もりが出来ていて、またエマージェンシーがあってもサポートを行うような体制や、リスケもある。
正直、まっとうな状態だし、定時で上がれる環境。
(社員の方は、やはり残業している時はもちろんある、協力会社ゆえか)
申請すれば休みも取れるし、だれも嫌な顔しない。
(まあ、協力会社扱いなので嫌な顔もできんかw)
自分も能力が認められて、感謝されているし、居心地が良い。
そんな職場を離れることになった。
業務委託の出向なので、先方が要らないとなったら契約終了となる立場で理解はあったが、今回はこちらの都合で契約延長を断る。
自社の案件が動き出すのだ。
自社は小さな会社で、資金繰りも苦しくて、人材もいない。
ただ、社長はやりたいことがあって、会社を創立した、その志に自分も協力したい、普通のサラリーマンでは味わえない成功をしたい! と飛び込んだ経緯がある。
しかし、資金繰りが苦しく、当初の想定通りにはならず(外資から梯子をはずされたり、いろいろと困難が多発していた)現在に至るわけだ。
出向。当初不安もあったけど、在籍3年目となり冒頭のような感想になる。
その間、自分も年を取ってしまった。
やはり、年齢とともに保守的になってしまう。
今の安定した環境を放棄して新しいことを行う、おそらく苦難の道のりだろうな・・
仕事に撲殺され、人間間で揉め事が発生して、胃の痛くなる生活か・・
自分は困難に遭遇した時に、原因を分析して、分解して理解を深めて納得するようにしている
(納得はしていても、不安は消えないけど・・苦しい時に自分を言い聞かせる材料)
これは自分の精神的安定方法でもある(多分)。
不安・苦しい原因、契約延長を断る理由は、
- 新しいことをしたくてこの会社を選んだ。
- 出向。業務委託は先方が要らないといったらおしまいだし、自分は大手の社員でもない。自分はあくまでお客さんなのだ。永遠には続かない。
- 社長のことを自分は今も信頼している。(盲信はしないように冷静さが必要)
- 不安定な状態になるが、もともとが不安定なのだ。今の安定は幻想だ。
- 家族はいない一人身。最悪失業しても困るのは自分だけ。
- このままダラダラと過ごすより、一発逆転をしたい
と、まあこんな感じか・・それでも、今の居心地の良い環境、スタッフの皆から離れるのは心苦しいか。これはどうしょうもないよね。
環境が変わった時に時間が解決してくれると思うしかないか。
自己満足でしかないが、先方には「ありがとうございました。」と思う。
やはり、新しいチャレンジはしない後悔より、やって後悔したほうがマシということを言い聞かせて、残りの人生を進むしかないよな・・