経済をまわすということ
「よくお金をつかって経済を回す」
ってなことを聞くが、ここ何十年デフレを経験している日本・自分にとっては、
高いものは悪、いいものを安く、不要なものにはお金を使わない。
安いものがあれば価格が優先、みたいなことが蔓延していると思う。
少なくとも自分は、そんな価値観だし、そういう意味では行動原理がお金(価格)に支配されていると思う。
先日、ピンサロに行った。
ここは価格破壊店で3500円~4000円くらいでサービスを受けられる店、キャストのレベルも悪くなくちょくちょくつかっている。
最安値になるのは、時間が限定だったり、メルマガに登録したり、指名なしだったり制限があるのだが、価格に支配されている自分には、
特定の誰かにという目的もなく、自分の性処理の一環として使っているので、最低限の値段で済ますことがほとんどだった。
ある日、何気なしに指名をして満額(7000円)を払ってサービスを受けた。
その時の嬢と相性もよかったのだが、相手が積極的に動いてくれて、楽しく、気持ちよく、普段より開放された満足する時間となった。
ほぼ倍の値段であるが、安価だけど、単調なサービス(嬢によりかなり変る)
当たりハズレが大きいけど安価、安定して気に入った嬢を指名するけど高価
どちらが自分にとって満足なのか考えると、後者な気がしてきた。
しかも、嬢の立場から考えたら、同額で同じサービスを受けようなんて考えが甘いか。
食品とか、食べ物に関してレストランでの値段は、
その素材、料理する手間、お店の立地、人件費とかで決まっていると思う。
代替品が多い素材で、あまり食事にこだわりのない自分にとっては無価値、
お金を払う理由には、なかなかならないものだった。
和牛は美味しいけど値段に見合わない、オージービーフや、アメリカンビーフで十分みたいな。
ただそれだと、経済がまわらない、高価格にお金を払ってでもよいサービスを安定して受けることが大事だなと、ピンサロ嬢に(間接的に)教えてもらった気がした。
自分の人生において、もう少しだけ豊かに満足するためにも、
もうちょっとだけ、お金を使うことに積極的になろうと思った。