性の安売りについて考える
先日しょうもない記事を書いたけど、多くの方に読まれていて驚いている。
個人的には思ったこと、気になったこと、現時点での考え方を書いていくつもりではいたが、個人的な性癖とかエロについて書いたのははじめてだったので、こんな文章でも需要があるものなのか・・
最近の雑感をとりどめなく書く。
ここ数年は、ちょくちょく風俗に行くことが多くなった。
お金的にも困らない範囲で、月に1度くらいとかそんなの、
若いころは性的に盛んではあったが、お金がないし、度胸もないしで、エロ本、ビデオとかDVDでお世話になったもんだ。
これが40も過ぎると金銭的には問題なくても、そのエネルギーみたいなものは減少して、興味もなくなるものだ。 自分はまだエネルギーのあるほうだが、毎日自慰行為をしていた友人は、すっかりおとなしくなり、週に1度もしないとか言うし、朝立ちもまったくしなくなったそうだ。
その風俗だが、最近デフレが進んでいるのか、価格が安くなってさらにサービスが過剰になってきているような・・
よく行くピンサロなんだが、数年前の相場は6000円~8000円くらいだったのが、
最近は3500円~5000円くらいだったり、
追加のオプションでローターとか玩具がついてきたり・・回転したり
お土産におなカップくれたり・・その店は流行っていなかったのか数ヵ月後に閉店してしまったが(女の子も30とかそこらで、いつも同じメンバーだった)からそりゃ流行らんか・・
サービスを受ける側としては嬉しいことだが、サービスする側は大変だよね、
負担は大きくなるし、料金は安くなるし・・
自分の若かりしころ(1980年代)は、ネットもなくエロ本が情報収集だったし、まだ性に対してよのなかオープンじゃなかった時代。
どこからか、加速度的に性がオープンになり、ヘア解禁とか、裏物の流出だったり
その当時の性的なサービス価格は知らないけど、きっと現在より高価だったと思う。
AV女優のなり手も少なかったのが、いまじゃ年間どれくらいの人数がAVに出演しているのか・・
ビデオテープが発明されてVHSが勝利したのはアダルトビデオのおかげだったとか、そんな話がでるくらいだったのが、いまじゃネットで無料動画で裏モノがみれるとか、
そりゃ若者は、そっちに流れるよね・・お金ないし。
安売りされてしまうし、価値は下がる、負担は増える、なんだか悪循環。
よく最初の会話で、なんでこの仕事しているの? ってよく聞くのだが、
大半は、学生でアルバイト感覚とかおこずかい稼ぎ、学費を稼ぐとかそんなのが多い。
ピンサロなんで、軽い感じなんだろうか、もう少し高めのヘルス、デリヘリ、ソープとかいくと、会社員だったのを辞めてここで働いているって人が多いかな。
主婦とかそんなのも最近は多いよね、熟女でちょっとだけ安いホテヘルとか。
女の一生ってなんだろうな、シングルマザーで子供のためにデルヘルで働く女性とかテレビでみたけど、なんか考えてしまう。
知識とか、よの仕組みで救済される手段とかもきっとあるんだろう・・が、
無自覚や、安易に流されるとか、他人に迷惑かけたくないとか、それを食い物にする人々とか、まあ色々と複雑に絡んでいることは推察できる。
自分もその一端かも知れないのだが、でもそんなこと考えたらなんも出来なくなる。
歪んだ気持ちのある自分にとっては、それが妙にエロく感じてしまうこともあるのだが・・正統な報酬がもらえる仕組みさえあれば、需要と供給の仕組みなんだし、
色々とうるさく、世の中綺麗にしたいだけの人よりはいいかなくらいの気持ちではある。
そう結局は、需要と供給であり、昨今の若者の性に対する感じだと、需要は減り、
稼げない若者たちによる安売りがあり、性産業に対するデフレが進んでいるんだろうなと考えている。 なんか報われない話だが、人間の本質に近いサービスなのに情報産業とかによって衰退されるってなんか凄い話だ。