中小企業のエンジニアの憂鬱
中途採用で紹介のあったエンジニアと面談することになった。
我が社としてはエンジニアを募集をしているわけだ。
もともと、畑違いの会社で、
それがエンジニアを集めて、自社開発を行い アプリ市場に打って出るって寸法で、
自分もそう口説かれて入社した。
が、実際に入社してみてそのギャップに苦しんでいる・・
小さな会社で新しいチャレンジするには、時間も資金も人材も足りない、
企画一本考えるにも、妙な民主主義だったり、発想が既出だったり、かみ合っていない。
自分がそれを担うはずだったが、今じゃ出向して別な会社で働いている。
ここで新しい人が増えたところで・・ってな気持ちもある。
将来を見据えて、自転車操業ながらまずは人材を集めて・・ってなことなのかもしれないが、すでに現場は疲弊している。
やはり、どこかから大きな仕事を取って、一気に人材集めてジャンプアップするしかないと思うが、それはそれでリスクがでかい。
入社希望の人は、この小さな会社でどんなことをしたいのか?
指示待ち人間や、技術力を自ら上げていける人じゃないと、ちょっと厳しい。
やりたいことがあって、その実現のために会社を選んでいて、それがわが社とマッチするなら、ぜひほしいが、そんな人はなかなかいないだろう・・。
個人製作レベルのアプリ開発現場だ。それだったら個人・同人で十分だ。
会社としての立ち居地が現在微妙なんだよな。
大きなビジョンがあって、目標とする工程があり、その一歩とかならいいんだけど、
社長も別畑からで、プログラムとか、開発工程、これを実現するにはエンジニアが何人、期間とか、そんなことを知らない上に、理想論が多くて・・
エンジニアなら、サーバもクライアントもコンシュマーも同じだろうっとか、
何のノウハウも無いのに、他社と同じことをしたがる、出来ないと不機嫌・・
自分の価値観を変えない頑固な面もあり、ちょっと疲れることが多い。
んでもって社内エンジニアは、皆 出払っている現状で新しい人を入れるか・・
フリーランスな自分を拾ってもらった恩義もあるし、なんとか成果をあげたいところだが、このままではなんも進まないどころか、さらに疲弊して後退してしまうんだよな。
何かリスクをとって、
会社の給料を下げて、その分、受け仕事を減らして、自社開発するとか
(皆の不満が爆発しそう・・)
小規模開発会社にとって、毎月の給料を稼ぐのがどれだけ大変かは感じるのだが、
その先を目指すには、あらゆるレベルでチャレンジが必要なんだよな・・
人が疲弊して倒れるのを待つのか、業界の進歩についていけず、堕落するのか、
それがなんとなく見えてきている現状、リスクをとる必要があるのは理解できる、
それを望む人がどれだけいるのか、それが問題だ。
しかしながら、自分は、現状維持で良いと思っているし、アプリ開発なら個人で出来るじゃん・・と考えてしまっているw
これじゃいかんよな~