いつまで登るのか、枯れたエンジニアの苦悩
今月から新しい職場に出向して働いています。
色々とあって望んだ道でもある、
エンジニアが一人でやれることは所詮限界があったり、技術的な停滞もあったり、
ちょっと悩んでいた矢先なので、ある意味ありがたい話ではあった。
正社員という待遇で、他社に出向なので、通用しなくてももどるところがあるって安心感もある。
新しい職場でかれこれ10営業日くらい経過した(夏休みがあったり間があった)、
タスクを詰まれて、これをこなさなければ・・ってプレッシャーを感じるようになっててきた。
自分がいままでやってこなかったこと、テーブル設計だったり、未知のフレームワークだったり、この業界は日進月歩でエンドレス、技術的に進んだ職場では、自身をそのレベルまで引き上げなければならない・・・
外注では、教えてくれたり段度ってくれることなんてまずないわけで・・
放り込まれた環境で、それなりな成果が望まれている。
ここのシステムをみて、さわって、なんとなくは理解できるが、手探りな面もある。
動作の理解は出来るが、それをつかって実装にはまだまだ、効率化したいが出来ない。
きっとこの山を乗り越えればまた新しいことが見えてくるんだろうな という思いがある・・
が、なんかもうこの山を乗り越えるってことが辛くなってきたというか、
まだ登んなきゃならないのって思うことがある。
いままでやってきたことが、自身に返ってきているとは思うし、今まで登ってきたので
この立場でいられる。
前職のシステムエンジニアで、得た経験、さらに前々職での経験、すべてが生きている。それがあってこその現在の食い扶持。
これも、自分なりに継続して、投げ出さなかったからこそである。
この新しい職場での設計思想やワークフローを体験して、これが新しいことの糧となるんだろうな・・
しかし、それだけだと、今の仕事へのモチベーションをあげる理由にはならないんだよなー。
たぶん、線引きをしてしまっている、所詮期間限定の外注作業とか、
だれかが剪定したシステムで、なんだかわからないけど実装をしていく・・
ある程度枯れた技術者で、高みに登ることを望んでいない、そんな自分が見えてきた。
でも いまの技術水準で、登ることを辞めたら いずれ解雇になるだけだろう。
登ることに疲れてしまったエンジニアは、
自ら登ることを辞めるか、周囲から登ることを拒否されるかどちらかだろう。
それが何時なのか、自ら決めるべきなのか・・悩みどころではある。
自ら選んだ山ならまだ登れる気がするが、人から登れといわれる山ではもう辛いと感じる年齢なんだろうな。
まだ登っていられるけど、速度を求められたりすると、もう辛いなー
登るペースは自分で選択したいが、そんな仕事は無いかw はぁ。