物質世界からの脱却
ふと、公園にタイムカプセルが設置してあることに気づいた。
未来の人類への手紙、当時の新聞とか思い出の品とか、そんなものを入れてあるはずだ。
自分も小学生のころに入れた思いでがあるけど、あれはどうなったのかな・・?
その小学生当時、過去に超文明が存在していたとか、いないとか、そんな議論が一昔にあった、それならば化石が残っているはずだ、それが無いのが存在しない理由だ、存在する証拠を見せてみろ!
最近の電子化されてきた世界を考えると、物の定義が変わって
デジタル化されたデータとかで十分になってきているんだよね、ネットを通じて電子信号を元にさまざまな記憶が展開されている。
昔は、遺跡や壁画、紙や本、彫刻やあまたの建造物、過去の生活には必要なものであった。
それが電子化された世界では、存在する必要がないんだよね・・
このままこの流れが続いたら、物質世界からは脱却している、別な世の中になっている気がする・・それって、物質的痕跡としては何もなくなる世界じゃないか!
そんなことを考えると、人類は新しいステージへ進もうとしているのかもなとちょっとワクワクしてきた。
概念とか、考え方でのみ世界が形成される、
容姿とか、体型、肌の色、言語には縛られない、
クレオパトラの鼻がもう少し高ければ・・なんてこともない。
別な次元の世界。その始まりにいるのかもしれないな。