ゲームの行末
子供の頃 ゲームが大好きだった。
ゲームセンターあらし に熱中し、ファミコンも延々と遊んだ。
小銭を握りしめてゲームセンターには連日通い、ハイスコアやクリアに一喜一憂。
そこからPCゲームにハマり、AVGやRPGの世界やSF、ファンタジー、ハードボイルド様々な世界をゲームの中で楽しんだ。
新作が出ると並んで買ったり、友達の家に押しかけて遊んだり、楽しい思い出が沢山ある。
そんなことで、仕事もゲームプログラマーになった。
当時マイナーな職業だったし、ゲーム専門学校とかもなかったから
我ながらラッキーだったなと思う。
ファミコンバブルの辺りで、売ったら悪くても10万本は売れるって世界、
マンションの一室で、皆でこもって開発していた。開発機材が高額、入手困難で、ハードメーカーが牛耳る狭い世界でもあった。
そこからかれこれ二十数年、技術もハードも進歩して、当時の面影は感じなくなった。
仮にあっても古臭いとか、悪いほうのイメージかもしれない。
ゲームは娯楽で、エンターテイメントだと思っているけど、
なんか今のソシャゲと言われるものは、ほとんど暇つぶしだったり、隙間時間にやるものと思ってしまう。
これは自分が好きだったものじゃないんだよな・・
現代の時間の無い人にとって、ゲームをやる時間なんてないし、イチイチやることも面倒になったと思う。
そこで隙間時間に手軽に遊べるってことがメリットなんだけど・・
現代の生活スタイルにマッチして、さらに「ゲーム」であり、メーカーが無理なくお金も稼げるってことがあれば理想なんだろうけど、なんかもう色々と手遅れになってしまったような気がして・・次のパラダイムシフトでどうなることやら・・
ゲーム業界は5年で色々と変化している と思うので、そろそろだと思う。
直接関与出来るところから離れてしまったのは悲しいけど、行末は見ていきたい。