夕方のスーパーの帰り道、家路につく人々をみて思ふ
会社員が帰路につく時間だろうか 晩飯を買って、近所のスーパーから帰宅中。
目の前に電車が通った、周囲は薄暗く、電車内の明かりで乗客の姿がよく見えた。
自分もあの中に居たんだろうな、仕事を終えて帰宅する人々。
それを何十年と繰り返してきたわけだが、ふと自分がそれを外から眺めていることが不思議に思えた。
あそこに混ざりたいとは思えないが、道から外れて違った角度から景色を見ている自分に気づいたことに、・・・なんとも言えない感情だった。
道はそれても、その先には別な生き方があるんだよな。
転職して、別業種で働くことになり、一本道から外れたけど、なんとかなるかもな、と思えた。
路地では、いい年した連中が、ガードレールをベンチに酒盛りしていた。
もう定年後の方々だろう、なんか楽しげに話している姿をみて、自分も友人達と仕事をやりきって、こんな日々を過ごせたらいいよなと思う。
友人達は日々一生懸命働いていて、生活に追われていたり、働くことが中心になってしまっている、仕事も大切だけど、なんかそれだけで人生終わってしまうかもって気持ちができてしまった自分は、周囲とはズレができたんだろうな。
でも、いずれはみんな仕事を離れて、お疲れ様といえる状況になるはず、
そんな日が待ち遠しい。が、しばし働かなければ・・